先日、ANAビジネスクラスでシンガポール1泊2日旅行に行ってきました。
現地滞在24時間の弾丸旅行ですが、結構楽しめたのでレポートします。
ANAで往復プレエコで予約し、アップグレードポイントを使ってビジネスクラスにアップグレードしたところ、往路はファーストクラス座席にさらにアップグレードしてもらい、なんとも贅沢な旅となりました。
まずは機内とラウンジの紹介です。
成田ーシンガポールのフライト
18:05発のANA801便。
シンガポールチャンギ空港00:40着、約7時間半のフライトです。
チェックインカウンターでファーストクラスにアップグレードされた今回のフライト。
ファーストクラス座席は快適です。今回のフライトは座席のみファーストクラスでサービスはビジネスクラスのものになります。
ウエルカムドリンクをいただいて出発を待ちます。シャンパンとオレンジジュースからセレクト。
下戸の私は安定のオレンジジュースですが…
水平飛行に入って、おしぼりをいただき、メニューからドリンクと夕食を選びます。
私はヨーロッパ旅行でANAのビジネスクラスを利用する際は、「しばらく和食を食べられないし…」と思い、つい和食を選択してしまうのですが、今回は1泊2日の弾丸旅行です。珍しく洋食を選んでみたいと思います。
洋食は銀座ESqUISSE(エスキス)のフレンチです。楽しみですね。
まずはアミューズ
フォアグラのムースとアプリコットのジュレ
ミニポワヴロンとチーズ ハーブオイル
プレミアムブラウンペッパーのチーズスティック
これは和食も洋食も同じメニュー。
ちなみに下戸の私のドリンクは、ペリエ一択。コーラやジュースしかないソフトドリンクメニューからは選びようが無いんですよね。
ビジネスクラス以上には、下戸にもコーラやジュース以外の良さげな食事用ドリンクを用意して欲しいもんです(いつものぼやき)。
次はアペタイザー。
いかにもフレンチっぽいビジュアル。
フェンネルとスモークサーモンのムースお菓子仕立てローストビーフ入り、ハーブのサワークリーム
中はこんな感じ。ローストビーフとスモークサーモンが重なってます。
とってもボリューミー。お味は、まあこんなもんかなーという感じ。ワインにはピッタリかもしれませんね。
続けてパンがサービスされます。
バケットと米粉パン。オリーブオイル、バター、岩塩、胡椒とともに。温められたバケットが美味しいです。
さあ、次はメインディッシュ
魚と肉から、私は肉を選びました。
ハーブ入りラッシーでマリネした鳥モモ肉のロースト、茄子とブルグールを詰めたほうれん草のタンバル、鶏の焼き汁ソース
これまたボリューミー。鶏肉はちょっとインド料理ぽい味付け。たっぷり添えられた付け合わせが美味しい。
ゆっくりと夕食をいただいた後は、デザートとコーヒー。ふう、お腹いっぱいです。
夕食が全て終わったのが日本時間で21時頃。
シンガポールには00:40着。日本時間で25:40の予定。まだ4時間以上。
夕食の後は、小腹が空いたら好きな時に好きなものをいただけるのですが、無理して食べる必要もなく、その後はお茶をいただく程度でした。
宵っ張りな私は全然眠くはありませんが、シンガポール着が遅く、ホテルチェックイン後に横になれるのが深夜のため、のんびりとフルフラットにして仮眠をとります。
そうこうするうちに予定通り、シンガポールチャンギ空港に到着。何のストレスもない非常に快適なフライトでした。
ファーストクラスなので、飛行機から降りるのも一番最初です。
ゆえに、入国審査に並ぶこともなく、タクシー待ちもなく、あっという間にホテルに到着してしまいました。
なんと、チャンギ空港00:40着のフライトの40分後、01:20にはホテルの部屋にいたという驚きの速さでした。
ホテルはお手頃なIBIS ON BENCOOLEN。必要十分なホテルでした。
観光レポートはまた今度。
チャンギ空港シルバークリスラウンジ
帰りのフライトは、00:40チャンギ空港発
ビジネスクラスに搭乗する場合、チャンギ空港でシルバークリスラウンジを利用できます。スターアライアンスゴールドメンバーであっても、実際に搭乗するのがエコノミークラスの場合は入室することができないラウンジです。
つまり、ビジネスクラス以上に搭乗する客のためだけのラウンジです。
せっかくなのでじっくりと堪能したいと思い、帰りは早めに空港に到着し、アーリーチェックインを済ませ、ラウンジが並ぶエリアの一番奥にあるシルバークリスラウンジに入りました。
やはり期待通り、とても素敵なラウンジでした。
まずはダイニングエリアで腹ごしらえです。
ダイニングエリアには、ビュッフェだけではなく、シェフがその場で作ってくれるブースもありました。画像は作っていただいたお料理と白ワイン(下戸のくせに)。
お料理の名前は忘れましたが、私好みのエスニックなお料理。美味しい!
シェフも気さくで素敵。ひとり旅だったせいか何度も声を掛けてくれて、ついついお代わりをいただいてしまいました。
食後にお茶を。
TWGも各種。贅沢ですね。
ビジネスクラスに実際に搭乗する方だけが利用するラウンジなせいか、客層もスマートな方ばかりで雰囲気が良い。
ダイニングエリアのビュッフェ台周りも静かで、ガツガツした下品な感じの方は全くいない。軽く料理を取って、ワインやシャンパンでゆっくり食事を楽しむ様子が素敵で、ラウンジらしいラウンジだなーと思いました。
パシャパシャ写真を撮るのは憚られたので、画像は少なめです。
ちなみにシャワールームも利用しました。
シャワーブース担当のおばちゃんがいて、利用したい旨を伝えると、空いたら呼びに行くよと言われます。大丈夫かなーと思ったのですが、顔を覚えてくれていて、広いラウンジの中から探して声をかけてくれました。これには驚きました。
シャワールームも必要十分。深夜のフライト前にさっぱりできて快適でした。
24時も過ぎ、そろそろ搭乗口に向かおうとしたところ、1時間のディレイが判明。
さらに1時間ラウンにに滞在する羽目に。仕方ないので少しスナックをいただきつつ時間を潰しましたが、さすがに長かった。
シンガポールー成田のフライト
帰りのフライトは、00:40チャンギ空港発、8:30成田着。
成田に着いたその足でお仕事の出勤予定なので、ビジネスクラスのフルフラットシートでしっかり睡眠とります!
1時間のディレイで出発予定が01時40分になってしまい、さすがにめっちゃ眠い。下戸のくせにちょっと格好つけてラウンジでワイン飲んだりしたもんだから、睡眠薬を飲んだみたいに眠い。
チャンギ空港は搭乗直前に手荷物検査があるため、搭乗開始時刻ギリギリまでラウンジにいることができません。早めに搭乗口に向かい手荷物検査。
搭乗口前の待合スペースは搭乗客でいっぱい。なんとか椅子を確保し一息。超眠いのでビジネスクラスの優先搭乗がありがたい…。
飛行機は1時間遅れで無事出発。水平飛行になると、CAさんから朝食メニューが配られます。朝食は、到着2時間前にサービスされるとのこと。
私はなるべく眠りたいので、一応、和食(お粥)を選びましたが、朝食サービスはなるべく遅くして欲しい旨お願いしました。あと、もし到着1時間前になっても起きないようなら起こしてくれと頼みました。
ANAビジネススタッガード座席をフルフラットにして、アイマスクをつけて、爆睡です。いつもながらANAビジネススタッガードのフルフラットは偉大です!しっかり眠ることができました。
到着2時間前くらいから周りで朝食をサービスされる音が聞こえ出し、一旦目が覚めましたが、気にせずそのまま休みます。
予定通り、到着1時間前くらいに起きて顔を洗い、朝食をいただきました。
深夜便ですが、しっかり睡眠をとることができ、快適なフライトでした。
出発時は1時間のディレイでしたが、到着時には少し挽回しました。
でも結局、お仕事の予定時間には遅れてしましました。成田空港に到着後、駅まで走ったのですが、乗りたい電車にギリギリ間に合わず…でした。残念。
幸いお仕事で大きな迷惑をかけることは無かったのですが、やはり社会人たるもの、余裕を持った日程を組まないとダメですね。
プラチナステイタスの維持
このフライトで来年度のプラチナスティタス維持が確定しました。
ただ、結局のところ、この後予定に無かった出張が相次ぎ、12月末時点でプレミアムポイントは5万ポイントを大幅に超えてしまいました。
沖縄往復のPLT修行はいらなかったなーと反省。
空陸両性マイラーの修行は計画的に。
ビジネスクラスでの海外旅行を日常的にできるのも空陸両性マイラーとしてマイルを貯めているおかげです。
興味があればぜひ一度ご覧くださいませ。