“マイルを貯めて海外旅行”
マイルを貯めて海外旅行に行けるのは、海外を飛び回るビジネスマンか金持ちのセレブだけだと思っていませんか。
実は、飛行機にほとんど乗らなくても、大量にANAマイルを貯める方法があるのです。
その方法の一つが、ポイントサイトに登録してポイントを稼ぎ、稼いだポイントをANAマイルに交換するという方法。
年間20万マイルを貯めることも夢ではありません。
私は片手間にしかマイル稼ぎをしていませんが、それでも貯めだしてから半年で10万マイル以上貯めることができました。
世の中には、使い切れない程の大量のANAマイルを貯めているパワーブロガーもいます。でも、ANAマイルを貯めることは、決してプロだけの技術ではありません。
“マイルを貯めて海外旅行”を年に1〜2回する程度のANAマイルであれば、誰でも貯めることができます。
ポイントサイトに登録してポイントを稼ぎ、稼いだポイントをANAマイルに交換する賢いANAマイルの貯め方、その仕組みとノウハウを一から順を追って解説します。
※これは私のダンナのマイラー活動理解と参入を図るためまとめたガイドです。初心者向けとしては難解かもしれませんが、理解しておくべき事をまとめてあります。
- Step1 ポイントサイトって? 仕組みを理解しよう
- Step2 ポイントの貯め方は? 意外と簡単
- Step3 大量ポイントを貯めるには? 大型案件
- Step4 貯めたポイントをマイルに移行 ソラチカカード
- Step5 さあポイントサイト登録
- まとめ
- 関連記事
Step1 ポイントサイトって? 仕組みを理解しよう
ポイントサイトに登録してポイントを稼ぎ、稼いだポイントをANAマイルに交換するといっても、そもそもポイントサイトって何?
世の中にはポイントサイト自体が何かを知らない方もたくさんいると思います。私がまさにそれでした。「ネット上の怪しいサイト?」のような先入観。
まずはこの先入観を払拭するため、ポイントサイトとは?を解説します。 ちょっと難しい説明ですが、まずは理解した方が良いと思います。ぜひ一読してください。面倒な方は、Step1は飛ばして、Step2からどうぞ。
ポイントサイトの仕組み
ポイントサイトはネット上で繰り広げられる経済活動のための装置。ポイントサイトの広告案件は、色々な商品・サービスの顧客獲得のための広告活動です。
貴方は、楽天やエクスペディアなど、ネット上の色々なサイトでモノやサービスの購入をされていると思います。それぞれのサイトに登録しモノやサービスを購入する事でポイントが貯まったり、クレジット決済でカードのポイントが貯まったりしているはずです。
この、いつものサイトでの消費行動の前に、ポイントサイトでいつものサイトの広告を探し、そこからいつものサイトに行って、いつもと同じように買い物をする。いわゆる“ポイントサイトを経由”することで、経由したポイントサイトで一定のポイントがもらえるという仕組みがあるのです。
ポイントサイトを経由しての消費行動であれば、例えば楽天市場であれば、これまで
①楽天ポイントで1%、
②決済に使ったクレジットカードのポイント1%、
がもらえたと思います。
ポイントサイトを経由すると、これに加えて、
③経由したポイントサイトのポイント1%
がもらえます。つまり、3カ所でポイントが貯まります。
これがネット上での顧客獲得のための仕組み、ネット上での広告活動の基本的な仕組みなのです。
この仕組み、何それ、めんどくさそう、いちいち経由するって面倒じゃない?と思うかもしれません。私がまさにそうでした。
でもこれが、マイルを効率良く貯めるための入り口なのです。
ポイントサイトでポイントがもらえるのはなぜ?
世の中には、たくさんのモノやサービスがあり、それぞれ顧客の新規獲得のために広告合戦を繰り広げています。色々なモノやサービスの販促のために、TVCMや雑誌広告、車内広告などに多くの広告費が使われ、私たちはそれを目にし、なんとなく消費行動を起こしたりしています。ただそれは一昔前。
今や、スマホやパソコンでネット上をうろうろしている顧客予備軍を取り込むためのネット広告が年々拡大しています。言うなれば、莫大な広告費がネット上へと流れ込んでいるのです。
その一つが、ポイントサイトでの広告です。
多くの会員を抱えるポイントサイトに広告を出して自社のサイトへと誘導。つまり、ポイントサイトの広告を見て自社のサイトを訪れ、自社の提供するモノやサービスを理解し、最終的にはモノやサービスを購入利用してくれた場合にポイントを付与するというのがポイントサイトの仕組みです。
広告予算が潤沢にあり、付与ポイントが大きければネット上で注目され、自社のサイトを訪れてくれる人が増え、一気に新規顧客の獲得が期待できます。
ポイント付与はあくまで成功報酬であることから、広告を出す側にとっては非常に効率的な広告と言えます。
このため、新規顧客獲得が難しいサービス、例えばクレジットカードの新規発行などでは、10,000ポイント(1万円相当)を超えるポイントが付与される例も出てくるのです。
ポイントサイト利用に遠慮は無用
単純に言えば、以前はTVCMなどに費やされていた広告費がポイントサイトの広告に回ったと理解できます。
ということで、広告案件の利用で得られるポイントは怪しいものではありません。遠慮せずに利用し、ポイントをいただいて大丈夫。ポイント目的でモノの購入やサービスの利用をしたとしても、気に入らなければ継続する必要は全く問題ありません。
広告を出す側にとっては、まずは一度、試しに自社のサービスを利用してもらうことが重要であり、そのために広告を出しているのです。
とはいえ、広告に釣られて、興味も無かったサービスを契約し、早々に解約するつもりが、すっかりハマって愛用してしまうこともあります。それが本来の広告主の目的なので、良いサービスに出会えたのであれば、それはそれでいいのです。
Step2 ポイントの貯め方は? 意外と簡単
ポイントサイト利用について、安心できたと思います。決して怪しいものではないので、賢く利用してポイントを貯めましょう。
ポイントの貯め方
主要ポイントサイトの「ハピタス」で楽天市場を利用してみましょう。利用している方が多いためか、大抵は急上昇ワードに「楽天」があるので、それをクリック。
検索結果に楽天市場があります。
楽天市場は、ハピタスを経由すると、商品購入で1%のポイントを「ハピタス」で貯めることができます。
「ポイントを貯める」をクリックすると、すぐに楽天市場が別ウインドウで開きます。そこからいつものように買い物をします。例えば、あらかじめ楽天市場の買い物かごに欲しい物を入れておいて、後日、ハピタスを経由して購入手続きだけしてもOKです。
ポイントサイト利用の注意点
ポイントサイト利用の一番の注意点は、購入が済むまでサイトを閉じたり、他のサイトを開いたりしないこと。
これは広告主には関係ない、ネット上での技術的な注意点です。
「<重要>広告利用における注意事項」のような形で、どのポイントサイトでも必ず最重要注意事項として出ています。
これを失敗すると、ポイントサイトを経由したことがネット上で技術的に確認できず、ポイントが加算されないこともあり得ます。
それと、初めて広告利用するサイトの場合は、広告の詳細、ポイント対象条件をしっかり確認しましょう。
楽天市場などモノの購入の場合は比較的単純なのですが、クレジットカード発行案件や各種サービスの申し込み案件などの場合、ポイント対象条件をしっかり隅々まで確認し、理解したうえで、広告を利用することは鉄則です。
広告主が何をもって成功報酬としてポイントを付与するか、条件はいつも一緒とは限りません。しっかり確認し、賢く利用しましょう。
ポイント通帳でポイント管理
ポイントサイトを経由して楽天市場で買い物をすると、ポイント通帳に記載され確認ができます。楽天なら利用して3日程度で通帳にポイント獲得が「予定」として記載されます。その後、75日程度で「判定」が済めば「有効」となりポイント獲得となります。
上記の場合、通帳記載が2月20日と14日、ポイント確定が4月11日となっています。
先ほど解説したとおり、広告でのポイント付与はあくまで成功報酬です。獲得予定となった後、正しく購入又は利用されたか、ポイントサイトと広告主側で確認が済んだ後に、ポイント有効と判定され、ポイントが付与されます。
このため、広告案件を利用した後、ポイント付与までタイムラグがあるのです。
ネットで買い物をする時は、ポイントサイトのチェックをするクセをつけると、少しずつですが、ポイントが貯まります。
Step3 大量ポイントを貯めるには? 大型案件
楽天市場の買い物で1%をマメに稼ぐのも良いのですが、一気にポイントを稼ぐことも必要です。大型案件にも取り組みましょう。クレジットカード発行、FX口座の開設と取引などが主な大型案件に挙げられます。
クレジットカード発行案件は魅力的
クレジットカード発行は、比較的簡単でありながら、付与ポイントが大きく、リスクも無いので非常に魅力的です。
クレジットカード発行案件に強いサイトとして、「ちょびリッチ」や「GetMoney!」といったポイントサイトが挙げられます。
例えば、ある日のダイナースクラブカードの発行案件。「GetMoney!」経由で新規にカードを発行した場合、18,000円分のポイントがもらえます。GetMoney!では、10ポイント=1円相当です。
クレジットカード発行案件の目安
クレジットカード発行案件は常時ポイントサイトに広告が出ています。
目安として、クレジットカード発行で10,000ポイント以上のポイントが付く案件なら発行を検討してよいでしょう。もしそれが年会費無料や初年度年会費無料のカードであれば迷わず発行すべき案件と思ってよいでしょう。
最近、クレジットカード発行でもらえるポイントが下がっているように見受けられます。10,000ポイント以上の案件が出ても、1日で広告案件の枠が埋まり終了してしまうこともあります。
これは!と思ったら迷い無く発行できるよう、興味のあるクレジットカードをいくつかチェックしておくなど、心の準備をしておきましょう。
クレジットカード発行案件で注意すべきこと
言うまでもなく、クレジットカードは本来ポイント目的で発行すべきものではありません。カード保有自体が個人の信用に関わるものなのです。
一旦発行したら最低でも数回はカードを使いましょう。
1年間使ってみて気に入れば継続すればいいし、必要ないと思えば、年会費がかかる前に退会しても構いません。ただし、発行してすぐの退会はNG。退会するなら10ヶ月程度は経過してからにしましょう。
短期間に何枚も何枚も立て続けに発行し続けるのはやめましょう。
クレジットカード入会には当然ながら審査があります。多重発行が過ぎると要注意人物と見なされて審査を通らず、発行してもらえなくなる可能性もあります。
Step4 貯めたポイントをマイルに移行 ソラチカカード
ポイントサイトでポイントを貯めたら、貯めたポイントをANAマイルに移行します。効率良くANAマイルに移行する方法があり、それにより、大量のマイルをGETできます。
大量マイルを貯めるにはソラチカカード発行は必須
ポイントサイトで貯めたポイントは、効率的にANAマイルに交換することが重要です。そのために必要不可欠なクレジットカードがあります。それが、ソラチカカード( ANA To Me CARD PASMO JCB)です。
ソラチカカードで貯めた「メトロポイント」は100ポイントを90マイルに交換することができます。これが絶大な効果を生むのです。
ソラチカは、東京メトロを利用しない方であっても、発行できます。マイルを貯めようと決意されたなら、まず一番最初に自分のソラチカカードを発行しましょう。
貯めたポイントをマイルに交換する方法(ソラチカルート)
ソラチカカードを活用すれば、ポイントサイトで貯めた大量ポイントを効率良く大量のANAマイルに交換することが可能です。貯めたポイントを「ソラチカルート」に乗せて交換していきます。「ソラチカルート」とは、いくつかのポイントサイトを経由し、ANAマイルに交換していくルートのこと。
「ちょびリッチ」で貯めたポイントを「ソラチカルート」でANAマイルに交換する場合で解説してみます。
①「ちょびリッチ」⇒「G.Point GIFT」
まず、「ちょびリッチ」で貯めたポイントを「G.Point GIFT」に交換します。
ちょびリッチのポイントの単位は、2ちょびポイント=1円となっています。
1,000ちょびポイント(500円相当)を「G.Point GIFT」500Gポイント(500円相当)に交換できます。100%等価交換が可能で目減りしません。
②「G.Point」⇒「LINEポイント」
次に「G.Point」のポイントを「LINE」ポイントに交換します。
100GポイントをLINEの100ポイントに交換することができます。等価交換で目減りしません。
ただし、一旦手数料5%が引かれます。Gポイントサイトを利用することで、後日5%分のポイントはバックされます。交換時点では95%の交換率になります。
③「LINE」⇒「メトロポイント」
次に「LINE」ポイントを「ソラチカカード」のメトロポイントに交換します。
LINEの500ポイントを「ソラチカカード」450メトロポイントに交換することができます。90%の交換率で交換することができます。
④「ソラチカ」⇒「ANAマイル」
最後に「ソラチカ」のメトロポイントをANAマイルに交換します。
100メトロポイント(100円相当)をANAの90マイルに交換することができます。90%での高い交換率でのマイルへの交換が可能です。
「ちょびリッチ」⇒「G.Point」⇒「LINE」⇒「ソラチカ」⇒「ANA」
このルートでポイントを交換していくことで、「ちょびポイント」で貯めたポイントが、81%のマイルに交換することできます。
例えば、「ちょびリッチ」でクレジットカード発行で10,000円分(20000ちょびポイント)のポイントが貰える広告案件を2件利用し、20,000円分のポイントを貯めた場合、上記のルートを通じてANAマイルに移行する作業を行うと、16,200ANAマイルに交換できるのです。
ポイントを貯めてマイルに交換の威力
「ちょびリッチ」で20,000円分のポイントを貯め、それを「ソラチカルート」に乗せて、16,200ANAマイルに交換。これはすごいことなのです。
16,200マイルあれば、タダで韓国に行けます!
友達に涼しい顔で「今度の週末、マイルで韓国に焼肉食べに行ってくるの。」と言えるのです。きっと「え、マイルで?すごい!」と反応してくれることでしょう。
ポイントサイトから移行して貯めた16200マイルは単純に16200円相当ではなく、ANAの特典航空券発行に利用すれば、その価値は、少なく見積もっても、1マイル当たり、2〜3円以上にもなるのです。
この16,200マイル、一般的な貯め方で貯めるには、
- 飛行機の搭乗マイルで貯めるなら・・・ヨーロッパ往復3回以上
- クレジットカードで貯めるなら・・・ゴールドカードで162万円の決済
が必要になります。
マイルを貯めて海外旅行に行けるのは、海外を飛び回るビジネスマンか金持ちのセレブ、まさに、世間一般の先入観・イメージどおりですね。
ポイントサイトでポイントを稼ぎANAマイルに交換して貯める方法を知った貴方は、飛行機に乗らなくて、クレジットカードで大量決済しなくても、マイルを大量に貯めることができるのです。
夢が広がりますよね。
Step5 さあポイントサイト登録
さあ、ポイントサイトの仕組みを理解し、貯めたポイントを利用し大量にANAマイルを貯める方法を知ったら、次は行動です。
世の中にポイントサイトは数々ありますが、まずは、主要なポイントサイトに登録して、マイラー活動を始めるのが正解。
あちこち登録しすぎると、ポイントがバラけて管理しきれません。
まずは、主要なポイントサイト、ハピタス、ちょびリッチ、GetMoney!に登録がおすすめです。私もこの3つに登録し、マイラーデビューしました。
あとはマイルへの交換までに必要なGポイントとLINEの登録、ソラチカカード発行も必須です。
各サイトについて解説します。
ハピタス 安心安全な定番のポイントサイト
広告案件の説明がしっかりしている、ポイント判定結果がメールでちゃんと届く、サポートがしっかりしてる、などなど、しっかりした運営が感じられるハピタス。
ポイントサイト特有の何となく怪しい感じがしないので、マイラー活動を始めるなら、まず最初に登録しておいて損はない、マイラー初心者にぴったりな信頼のポイントサイト。
広告案件で得られるポイントはごく普通なのですが、安心感があるので、例えば、複数のポイントサイトで同じ広告案件があって条件が同じなら、私はハピタスを選びます。
詳しい解説はこちらから。すぐ登録可能で、登録時に30ポイントもらえます。
ちょびリッチ ポイント数とマイル移行の利便性が魅力のポイントサイト
案件ごとにもらえるポイント数は、他のポイントサイトと比べて、魅力的なことが多いちょびリッチ。
でも、広告案件毎の説明が簡素だったり、ポイント通帳への反映が無かったり、問い合わせても返事が無かったりなど、運営が簡素ゆえに、時に不安になるポイントサイト。ただ、運営が簡素なせいか、他のポイントサイトに比べて、魅力的な広告案件が出ることが多く、利用することが多いポイントサイト。
得られたポイントをマイルまで移行する行程も比較的簡単で利便性が高いので、登録必須なポイントサイト。
詳しくはこちらから。すぐ登録可能で、登録時に500ちょびポイントもらえます。
GetMoney! ポイント数が魅力のポイントサイト
もらえるポイント数が比較的多い広告案件が常時あるGetMoney!。
特にクレジットカード案件は他と比べて高値安定なので要チェック。ポイント数でいえば、ちょびリッチが本命、GetMoney!が対抗、という感じでしょうか。
登録しておいても損はないポイントサイト。
登録はこちらから可能です。
まとめ
以上が、ポイントサイトに登録してポイントを稼ぎ、稼いだポイントをANAマイルに交換する賢いANAマイルの貯め方です。
正直、勉強と理解が必要で、めちゃくちゃ面倒です。
ただ、仕組みを理解さえできれば、誰でもできる事です。というか、絶対に知らないと損。
日常生活で購入するモノやサービス、探せばポイントがつくものが多いのです。毎日の暮らしでモノやサービスを購入する際に、一旦ポイントを意識するだけで、年に1〜2回はマイルで旅行ができるのです。
さあ、あなたも大量ANAマイルを貯めて、楽しい海外旅行生活を手に入れましょう!!
関連記事